▶ユニバーサルデザイン
「ユニバーサル」=「普遍的な、全体の」という言葉が示しているように、「すべての人のためのデザイン」を意味し、年齢や障害の有無、体格、性別、国籍などにかかわらず、できるだけ多くの人にわかりやすく、最初からできるだけ多くの人が利用可能であるようにデザインすることをいいます。
ユニバーサルデザインの7つの原則
1. 誰でも使えて手にいれることが出来る(公平性)
2. 柔軟に使用できる(自由度)
3. 使い方が簡単にわかる(単純性)
4. 使う人に必要な情報が簡単に伝わる(わかりやすさ)
5. 間違えても重大な結果にならない(安全性)
6. 少ない力で効率的に、楽に使える(省体力)
7. 使うときに適当な広さがある(スペースの確保)
出所 静岡市役所 福祉総務課 HP
▶エコーチェンバー
▷エコーチェンバー 山に向かって「ヤッホー」と叫ぶとこだまが返ってくるように、SNS上でも、自分が意見を発信すると、それに似た意見があちこちから返ってくることがあります。このように、何度も同じような意見を聞くことで、自分の意見がそれが正しく、間違いのないものであると、より強く信じ込んでしまうことを「エコーチェンバー」といいます。
同じ意見をもつ人々が集まり、自分たちの意見を強化し合うこと
で、多様な視点に触れることができなくなる現象
出所 総務サイト
少し発展ワード‥
▶ホモフィリーの功罪
類は友を呼ぶ • 似た人が集まる → さらに似る → さらに似た人が集まる → さらに似る…
例)施設や病院などから時折聞こえてくる‘虐待‘等のnews。環境における暴力的な言動、やり方に適応しがたい人材は退職し、適応できる(染まる)人材は、環境に適応しながら残っていく。→ 類似性の強化 類似性集団(集団心理)により環境におけるエスカレート現象が起こる。悪循環が生じる会社なども、同様なループが生じることがある。(いつ自分も…と場の安全感がもてないため、信頼関係で他者とつながりにくくなり、エンゲージメントは低減していく傾向になる。
• 確証バイアス、共感、協調、結束、内集団
• 内と外を分ける
• 内集団びいき、外集団蔑視
• 同質化:情報(源)の多様性が減少
• 過激化・分極化:党派性情報、不健康動画、擬似科学、陰謀論..
例)特定のコミュニティーの言動のエスカレーション、他者の立場が見えにくくなる。集団化した場合は、エスカレートしやすい。異なるコミュニティーなどへの参加、意見を心底聞いてみる(耳・威意識を傾ける)、何が自分の中の反発する感情やイメージであるのか、不安であるのか、自分自身と向き合ってみるなど。
▶プレバンキング
デマの手口や実例を事前に知っておくことで「免疫」をつけて、実際の誤情報に出会った ときに、信じたり、拡散したりしないようにする
▶フィルターバブル
インターネット上の情報が、個々のユーザの関心や過去の
検索履歴、閲覧履歴などに基づいて選択的に表示される現象
• 自分の価値観に合った情報にばかり触れることで、異なる視点に触れる機
会が減少し、偏った認識や固定観念を持つ
出所 総務省プラットフォームサービスに関する研究会 笹原氏資料 (2023/5/11)
▶失感情症(アレキシサイミア)
「シフネオスが提唱した性格特性です。自分の感情(情動)への気づきや、その感情の言語化の障害、また内省の乏しさといった点に特徴があると言われています。心身症の発症の仕組みの説明に用いられる概念ですが、近年は衝動性や共感能力の欠如など、ストレス対処や対人関係を巡る問題との関連が研究されています。」
出所 厚生労働省 eヘルスより
▶アップサイクル
「本来であれば捨てられるはずの廃棄物に、デザインやアイデアといった新たな付加価値を持たせることで、別の新しい製品にアップグレードして生まれ変わらせること。クリエイティブ・リユース(創造的再利用)とも言われる。」
「近年、サステナビリティ(持続可能性)の重要性が認識され、サーキュラーエコノミー(循環型経済)への関心が高まるなか、地域社会・地域経済といった社会との関わり方や、地球や自然環境に対する取り組みなど、個人のみならず企業の意識が変化しつつあり、改めて「アップサイクル」という概念が注目されるようになっている。」
出所 idea for good HP
▶ 国内総充実(Gross Domestic Well-being、略称: GDW)
「既存のGDP(国内総生産)では捉えきれていない、社会に生きる一人ひとりのウェルビーイングを測定するための指標です。
とくに従来の「幸福度」や「生活満足度」という単一指標では捉えることの難しかった、文化的な多様性も考慮した多面的な指標になります。
GDPは量的拡大を目指し、物質的な豊かさを測る指標であったのに対して、GDWは質的向上をねらい、実感できる豊かさを測定する指標であるというのが大きな違いです。」
出所 NIKKEI GDW.HP
外部リンク NIKKEI
日本経済新聞 2024年5月25日土曜日 p13
▶グループシンク(集団浅慮)
「「集団浅慮」とは、集団で合意形成をすることによって、個人で考えた方針やアイデアよりも質が劣り、好ましくない結論を導き出してしまうこと。「グループ・シンク(Group think)」や「集団思考」とも呼ばれます。集団浅慮は社会心理学の「集団的意思決定」という分野の一つで、米国の社会心理学者アーヴィング・ジャニス氏によって提唱されました。集団凝縮性(集団の構成員が離れないよう引きつけ、集団内にとどまらせようとする力)が高いほど、組織の閉鎖性が高くなったり同調圧力が強くなったりするため、集団浅慮が起きやすくなると言われています。」
出所 サイト 日本の人事より
▶多文化主義(Multiculturalism)
複数の情報があふれているとき、その中から選択的に注意を向けることを選択的注意と呼んでいる。大勢の人がいるにぎやかな場所でも、自分の名前や自分に関連する言葉、また相手との会話などは容易に聞き取ることができる。これはカクテルパーティー効果と呼ばれ、選択的注意の一つとして古くから知られている。初期の選択的注意研究の多くは、左右の耳に異なる音声刺激を同時に聞かせる両耳分離聴という実験によって行われてきた。
「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。(日本WHO協会訳)」
▶エシカル
直訳すると「倫理的な」という意味
一般的には、「法的な縛りはないけれども、多くの人たちが正しいと思うことで、人間が本来持つ良心から発生した社会的な規範」
▶ダイバーシティ経営
▶多能工
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